1.海事代理士とは

海事代理士とは、他人の委託により、国土交通省 や都道府県等の行政機関に対して、
船舶安全法、海洋汚染等及び海上災害の防止に関 する法律、船員法、船舶職員及び 小型船舶操縦者法
などの海事関係諸法令の規定に 基づく申請、届出、登記
その他の 手続きをし、又はこれらの手続きに関する書類の 作成を業とする者をいいます。
海事代理士になるには、海事代理士試験に合格 し、海事代理士として登録することが必要。

2.海事代理士試験-

国土交通省の所管により実施されます。
詳しくは国土交通省-海事代理士になるには ttp://www.mlit.go.jp/about/file000049.html

3.海事代理士の仕事-

◇船舶に関する手続 船舶の建造、売買、相続から廃船に至るまでの 登記・登録・検査・検認、
海洋環境や安全に係る国際条約による証書類の 取得など

◇船員や海技資格に関する手続 船員の雇用や労働を律する船員法関係諸手続,
(例:船員手帳の交付や書換、乗組員の雇入届 出や海難事故等の報告事務など)
海技士や小型船舶操縦者などの海技資格の取得 や更新など

◇海上交通に関わる各種事業に関する手続 旅客船事業,船舶による貨物運送事業,港湾荷 役や造船業等,
各種事業の 許認可・登録等の取得など

◇その他,上記に係る相談・鑑定等の業務


4.前スレ

5.関連リンク 日本海事代理士会 ttp://jmpcaa.org/main/

6.試験実施状況

◇筆記試験平均正答率 (合格者数/受験者数) 合格率

平成23年 54.88% (151/382) 39.5%
平成22年 62.35% (195/344) 56.7%
平成21年 60.77% (164/319) 51.4%
平成20年 66.29% (170/291) 58.4%
平成19年 62.0% (166/303) 54.8%
平成18年 58.4% (122/244) 50.0%
平成17年 39.6%? (151/273) 55.3%
平成16年 59.2% (133/246) 54.1%
平成15年 --.-% (153/263) 58.2%
平成14年 63.4% (121/222) 54.5%

*平成17年の平均正答率には疑問が指摘されています。


◇口述試験合格率 (合格者数/受験者数) 最終合格率

平成23年 82.6% (166/201) 37.7%
平成22年 68.3% (151/221) 39.6%
平成21年 71.0% (125/176) 37.2%
平成20年 88.7% (172/197) 54.1%
平成19年 81.0% (145/179) 45.3%
平成18年 84.0% (110/131) 43.3%
平成17年 94.8% (164/173) 55.2%
平成16年 76.7% (112/146) 41.6%
平成15年 85.1% (154/181) 50.7%
平成14年 62.8% (86/137) 35.7%

*最終合格率:口述試験合格者数÷(当年筆記試験受験者数+筆記免除申請者数)